左足のふくらはぎのしびれ感を訴えます。
もう、2年もそのしびれ感が消えないということです。
整形外科では椎間板ヘルニアの診断をうけたそうです。
ヘルニアの診断を受けたお客様の場合は、まず第一に「小臀筋」のトリガーを疑います。
けれども、それだけではなく、ストレートにふくらはぎのムクミが原因でしびれがでる場合があります。
太ももにはしびれがないことから、この症状は素直にふくらはぎのムクミからくるしびれが原因にちがいないと推察しました。
ふくらはぎに対する操体法またオステオパシーによる整体を試みます。
けれどもまだ、しびれ感は消えてくれません。
そこで、やはり「バランス鍼灸療法」を試みます。
はじめは左手から。
「なんとなく」という反応です。
そこで、ラインを脾経に変えて、三陰交と陰陵泉を加えます。
三陰交と合穴の組み合わせです。
「痛たたたたた!」と声をあげます。
すると、なんと、ふくらはぎのしびれが消えたのです。
やはり、慢性のしびれというのは、脳の勘違いが原因のことがあります。
これまでのしびれを忘れるような刺激を与えると、脳の回路がリセットされるようです。
大成功です。
2年間も悩まされた、ふくらはぎの痺れが消えてしまいました。
ありがとうございます。