盛岡市で整体は、腰痛・肩こりで定評のある、盛岡せんぼくバランス治療院にご来院ください。
定期的に全身の調整でご来院いただいているHさんです。
左肩の結帯動作に窮屈感があります。
ここまで、手があがるのであれば、やはり、肩甲帯よりも、肘関節の障害を疑ってみるべきです。
先日、レポートしたように(肩こり 四十肩・五十肩と結帯動作)、まずは、上腕三頭筋の整体を試みます。
レポートでは、自信満々に、肘関節の障害が原因の結帯動作は上腕三頭筋の整体で解消される、と書きましたが、なかなかうまくいきません。
すべての肘関節の障害の原因が上腕三頭筋とはいきません。
けれども、上腕三頭筋が鍵を握っている事だけは、外すことが出来ない視点です。
上腕三頭筋と筋肉の連結をたどっていきます。
わたしは、筋肉の連結に関しては、アナトミー・トレインよりも「骨格筋の形と触察法」を参考にしています。
この本によると、上腕三頭筋は腕橈骨筋と長橈側手根伸筋と筋肉の連結があります。
ですから、この腕橈骨筋と長橈側手根伸筋にコリがあっても、上腕三頭筋の可動域にはなんらかの影響をあたえるはずです。
腕橈骨筋と長橈側手根伸筋を整体していきます。
このように、上腕三頭筋を直接、整体するだけでなく、
上腕三頭筋と筋肉が連結している筋肉も整体の対象として、とらえていくことが必要になります。
ですから、肘関節が原因の結帯動作の不全には、上腕三頭筋を原因の大本だと考えながら、
この上腕三頭筋に影響を与える、筋肉までも視野にいれて整体するということです。
肘関節が原因の結帯動作の不全については、上腕三頭筋を中心に考えながら、
その関連する筋肉までも一体として捉えて整体するということです。
このような臨床結果から、まだまだ、上腕三頭筋・原因説はまだまだ有効であると、わたしは考えております。
みなさまの、臨床での検証を願っております。