「尻ぺた」に痛み
30代男性のYさんです。軽い坐骨神経痛の症状です。
一週間ほど前から右の臀部、「尻ぺた」に痛みが出たといいます。
沿岸の油槽所で働いていて、同僚がご年配の方が多いので、重い物をもったりする機会は多いそうです。
そこで、坐骨神経痛についての私の見解を説明しました。
立位で検査しますと
前屈・後屈また、左右の側屈で痛みが右の臀部にでます。
また右ねじりでも同じ部位に痛みがでます。
i-positionという施術を行います。
テスト、動いてもらいます。
立ったままで、右に体をねじってもらいます。
「あれっ、なんで、さっきより痛みが減ってる」とYさん。
続行です。もういちどやってみます。
テスト、動いてもらいます。
また痛みは減っています。
3度目はまた「尻ぺた」にしてみます。
3度目でほぼ立位での右ねじりの痛みはなくなっています。
今度は仰向けです。
膝倒しの動診です。
左倒し45度程で、右臀部に痛みがでます。
骨盤三軸操体法という施術を行います。
すると、ほぼ、膝倒しができるようになっています。
まだ、少しだけ痛みがのこります。
もう一度骨盤三軸操体法です。
これで、ほぼ痛みはなくなりました。
Yさん、さすがに昔、剣道をやっていたこともあり、立派なカラダをしています。回復力はさすがです。
あとは、ひとり骨盤三軸を指導して治療を終わりとしました。
二つの操法で決まった!そんな時もある!