まだ、朝起きた時に、親指がはねるといいます
腱鞘炎・ばね指で一週間に一度通院していただいております。
もう、日常生活では支障のないところまで回復してきています。
親指ももうはねなくなっています。
けれども、まだ、朝起きた時に、親指がはねるということです。
まだ、何かが足りないということです。
まだ、どこかにコリ・拘縮があり親指に可動域制限をかけているということです。
この方には、ばね指、親指が曲がらないということで、腱鞘炎・ばね指について、たくさん、たくさんお勉強させていただきました。
「腱鞘炎・ばね指 親指が曲がらない」
けれども、まだ、整体のポイントが足りません。
ここです。
第２指と第３指の中手骨です。
拇指内転筋を整体する
ここにコリを触れます。
拇指内転筋ということになります。
拇指内転筋は母指を内転させるはたらきと、母指の屈曲を補助するとあります。
この母指の内転という動きがわかりづらいですね。
拇指を人差し指のほうに動かす動きが内転になります。
この動きをやってみますと、母指の中手骨の付け根の部分がポコッと外にはみでるようになります。
なるほどです。
この方、母指の付け根のところの痛みも訴えてきておりました。
拇指内転筋のコリと拘縮が原因だったということです。
この拇指内転筋を整体しますと、明らかに母指の動きはスムーズになります。
まだ、まだ、このばね指を探求していかなくてはなりません。
