肩こりと肩甲挙筋との関係について

肩こりで、首を右にねじると右の首の付け根に痛みが走る症例の追加レポートです。

前回のレポート「肩こり 首を右にねじると右の首の付け根が痛い」では、僧帽筋に焦点をあてたメカニズムを考えてみました。

今回のレポートは、「肩甲挙筋」に着目してみました。

肩甲挙筋のコリ・拘縮でも、このような現象、「首を右にねじると右の首の付け根が痛む」現象がおきると思われます。

この写真が肩甲挙筋です。

この状態から、首を右に回していきます。

すると、肩甲挙筋の起始である頸椎の横突起と停止部である肩甲骨の内側縁との距離が伸びて、長くなることが推測されます。

つまり、ここでテンションが発生します。

このことから、首の付け根付近に痛みを誘発すると考えることができます。

首をみぎにねじると「ズキン」とする

首を右にねじると右の首の付け根に「ズキン!」と痛みが出る方がおみえになりました。

まずは、僧帽筋をセオリーどおり整体します。

確かに、痛みは減少し、首を右にねじる可動域も改善されます。

けれども、まだ、最後で「ズキン!」が出現します。

それでは、この仮説のとおり「肩甲挙筋」を整体します。

やはり、さらなる改善が見られます。

起始部・停止部どちらも整体して、確認・ビフォー・アフターを行います。

すると、どうやら、起始部・頸椎の横突起の整体の方がより効果的であることがわかりました。

肩甲挙筋の起始部を整体する

それがわかると、さらに丁寧に肩甲挙筋の起始部を整体していきます。

首を動かしての「ズキン!」も可動域もいずれも改善され、

「ズキン!」はもう、ほとんどでなくなりました。

このことから、首を右にねじって、右の首の付け根に痛みが出現する場合には、

僧帽筋および肩甲挙筋の整体は大変有効な整体のポイントであることがわかりました。