歩き姿が「へっぴり腰」です

「腰が痛くて、ぎっくり腰をやってしまったようで、、、」といってご来院です。

歩き姿が、すでに「へっぴり腰」です。

ああ、これはわかりました。

大丈夫、いけます。

一週間ほど前から腰が痛くなって、別の治療院にいって、

「吸い玉をかけてもらったら、だいぶ良くなった」といいますが、

「まだ、調子が悪くて」ということです。

「わたしが思うには、骨盤がこんなふうに、へっぴり腰になっていますから、

これは、吸い玉をやっても良くはならないと思いますよ」とつい、余計なことを言ってしまう私。

さっそく、立った姿勢のままで、骨盤矯正を行います。

ただ、これだけで、

「なんか、背筋が伸びた感じがする」と言ってもらえます。

へっぴり腰の方は骨盤が後方に変位しています。

骨盤が後方に変位することで、背骨、背中が丸くなり、前かがみ、猫背の姿勢になっていきます。

この変位した骨盤を前方に矯正するだけで、背中が伸びた感じになります。

尋ねてみると、お仕事がやはり、前かがみの姿勢が多いとのことです。

ですから、仕事の合間をみてのひとりでできる骨盤矯正を指導しました。

仕事のあいまをみて、こまめに、骨盤矯正することをおすすめしました。

同じ姿勢を長時間つづけないこと、がポイントです。

長時間同じ姿勢をつづけると、体は、その姿勢に適応して歪みはじめます。

こまめに、あちこちの筋肉をつかってあげることが、健康の秘訣と言えましょう。