冷たいビールはお腹を冷やす

この夏、天候は不良だとはいえ、やはり冷たいビールを飲みたくなるものです。

けれども、飲みすぎにはご用心。

お腹を冷やしてしまい、腰痛を発症してしまう原因にもなりますよ。

「腰のはりがとれなくて」とご来院です

「腰のはりがなかなかとれなくて」とご来院です。

前回、ご来院いただいた時は、長時間の車の運転が影響して、骨盤が後傾してしまっい、ぎっくり腰を発症してしまいました。

今回はちょっと、ちがうようです。

「ストレッチをしていたら、腰が痛くなって、それから、腰のはりがとれなくて」と言います。

立位で動診してみます。

後屈もですが、特に前かがみ、前屈すると右の腰に痛みが出現します。

仰向けで膝倒しの動診です。

両膝を右に倒すと、右の腰にいたみが出現します。

膝倒しの動診についての私見

この膝倒しの動診の結果は、興味深いわけです。

膝倒しをした場合、両膝を左にたおすと、右の腰に痛みが出るケースが多いわけです。

けれどもこの方のように、両膝を右に倒すと、右の腰に痛みが出るケースもあります。

私見ですが、こう考えます。

両膝を左にたおすと、右の腰に痛みが出るケースは、右の臀部から太ももの外側にかけて問題がある場合が多いようです。

両膝を右にたおすと、右の腰に痛みが出るケースは、お腹から腸腰筋に問題がある場合が多いようです。

両膝を右にたおすと、右の腰に痛みが出るケースは、腸腰筋とくに大腰筋の走行を考えると納得がいきます。

両膝を右にたおすことで、右の大腰筋にテンションがかかります。

そのことが、腰に痛みを誘発すると考えます。

お腹を触れてみます

この方のお腹を触れてみますと、カチカチに固いことがわかります。

けれども、腰が痛いの鉄則は、ふくらはぎですから、まずふくらはぎから整体していきます。

まずまずの成果をだせます。

けれども、まだ、仰向けから起き上がると、腰に痛みが出現します。

仰向けから起き上がり、腸腰筋が作動すると、腰に痛みが出現するようです。

されば、とて、お腹を整体していきます。

まずは外腹斜筋を狙います。

起き上がり動作での痛みが減少します。

見立ては当たっているようです。

「ビールは飲みますか?」

お腹が固いので、聞いてみます。

「お酒、ビールは飲みますか?」。

「大好きで、仕事が終わるとキンキンに冷えたビールを飲んでいます」。

もうピンポンです。

これはまちがいなくお腹が冷えたことからくる腰痛です。

お腹のすぐ後ろ、後面には、腸腰筋が位置しています。

筋肉は冷えれば固くなります。

冷たいビールでお腹が冷え、そこからさらに腰の筋肉まで冷えてしまい、筋肉が固くなり、十分に作動できなくなったにちがいありません。

手でお腹を按じます。

さらに、夏にもかかわらず、アイロンでお腹を温めます。

これで、仰向けから起き上がってもらうと、

ほら、もう大丈夫。

冷たいビールの飲みすぎにはご注意しましょうね。