腰痛と皮膚病との関連について

一年以上も腰痛でお困りのお客様です。

動いてもらいますと、体幹の後ろ反らしが窮屈でできない腰痛です。

仰向けでベッドに寝てもらいましても、足を伸ばすことができない腰痛です。

はは~ん、なるほど!と納得したわけです。

この腰痛を解消するために、足がのばすことができるように、また体幹の後ろ反らしができるよに、操体法をくみたてていったわけです。

上手くいきました。

ベッドで足ものばせます。

起き上がることもできます。

後ろ反らしも楽になりました。

腰痛の感じもまずまずです。

けれども、何か、股関節の動きが硬いのです。???

それで、尋ねてみますと、一年ほど前から、「皮膚病」に悩まされているということでした。

「その部位に引っ張られるような感じがある」と、いいます。病巣はみせていただきませんでしたが、

どうやら、その病巣のせいで腰痛がひきおこされたのではなかろうか?と思いました。

なんといっても、皮膚は一枚で全身をおおっています。

そこに傷害があると、全身に歪みが生じてもおかしくはありません。

橋本敬三先生の本のなかにも、足のウオノメの話が記されています。

そんな関連もあるにちがいないな~と思った次第でした。