体を後ろに反らすと腰痛がでる
体を後ろに反らすと、腰痛がでる方は多いものです。
この方にはもう、腰痛で一年以上も通っていただいております。
いまだに、「これだ!」というこの腰痛への決定打をつかめていません。
毎回、それなりに、良くはなり、動診で、体を後ろに反らしてもらっても痛みはでなくなるんです。
ここまでは、いつも良くなるのですが、また、2~3日すると、腰痛になやまされてしまうのだそうです。
「今度こそ、これだ!」とその場で腰痛を決めても、また次いらした時、その腰痛のポイントを整体しても、決まらないんです。
そんなことが、もう何度も繰り返されてきました。
今回もまた、「これだ!」という決定打をみつけました!
これまでの「決定打」の軌跡
これまでにも、この腰痛に対して「やった!完璧!」という決定打はいくつもありました。
例えば、
「お腹」をくすぐったがりますので、お腹への「置き鍼」でこの腰痛に成果をだしたこともありました。
足の「かかと」にアプローチすることで、この腰痛が上手くいったこともありました。
内側楔状骨から、前脛骨筋を整体することで、腰痛が楽になったこともありました。
確かに、工場で働いていることもあって、
立ち仕事ですし、
重い物を持つ作業もあるようです。
ですから、「肩」が上がらなくなってご来院したこともあります。
腰・足だけではなく、上半身の影響もあるにちがいありません。
今回は「これだ!」
今回、動診で肩の上りが、チョッときつかったんです。
それで、胸部・大胸筋をバランス操体法しますと、
「痛たたたた、、」とかなり、痛がります。
烏口突起の下の部分がかなりこっています。
これで、肩をあげてもらいますと、スムーズにあがるようになりました。
おまけに、体を後ろに反らしてもらいます。
こちらも、スムーズに後ろに反らすことができるようになっていたのです。
「う~ん、なるほど」です。
工場の作業で、前かがみになったり、手を使うことで、
胸部・大胸筋がコリになり、
それが、体を後ろに反らす動きの邪魔をしていたにちがいありません。
また、ひとつこの腰痛の「決定打」を見つけてしまいました。
次回の来院でもこの腰痛の決定打がうまくいくかどうか、これまた楽しみです。