ずいぶん良くなってご来院

「昨日は、全然動けなかったのですが、一日休んだら、ずいぶん良くなって」といって、ご来院です。

ぎっくり腰ということです。

昨日、予約の連絡を頂戴したのですが、スケジュールが合わずに、一日経過して、きょうの整体です。

さすがです。ずいぶん回復しています。

動いてもらいます。

立位では、体幹の前屈も後屈も、左右のねじりも不具合は出ません。

これならもう、整体も楽になります。

仰向けです。

両膝を立てて、左に倒すと、右の腰に痛みがでます。

また、仰向けからの起き上がり動作で、腰に痛みが出ます。

ぎっくり腰の原因は、そのほとんどが、下肢の筋肉のコリ・拘縮です。

詳しくは、こちらのブログを参照してください。「ぎっくり腰のメカニズム」

下肢とはいっても、最初は足から整体していきます。

舟状骨です。

後脛骨筋の停止部を整体します。

すると、両膝を左に倒しても、右の腰に痛みはでなくなりました。

足を整体したとはいっても、狙ったのは、ふくらはぎの筋肉である「後脛骨筋」です。

やはり、ぎっくり腰の原因はふくらはぎです。

けれども、まだ、体幹の起き上がり動作では、右の腰に痛みが出ます。

ふくらはぎを触診していきます。

ここにコリがあります。
腓骨の後面、腓骨頭の周辺です。

そう、ヒラメ筋です。

ここを整体します。

ああ、やはり、ここを整体しますと、起き上がり動作での腰の痛みは解消されました。

やはり、仮説のとおり、ぎっくり腰の原因はふくらはぎです。

ますます、確信を抱くことが出来ました。