酢大豆で粘膜を滑らかにする

酢大豆を食べる

酢大豆を食べています。

仙台操体医学院にお邪魔すると、今昭宏先生手作りの「煮・大豆」をごちそうになるのが、定番です。

これが、なかなか、おいしい。

しょせん飲んべえの私には、この煮大豆があれば、おつまみはいらないわけです。

作り方は、「水に浸しておいて、ただ煮るだけ」ということですが、こんな手間のかかることをよく今先生やるよな~、と感心していたわけですが、

ふと、まったく、ふと、私も自分で作ってみることにしました。

作ってみると、これが、実は、簡単、手間いらずだったわけです。

作ったはいいが、食べるのは私ひとりですから、一袋作ると、食べつくすまでに、一週間は要するわけです。

これでは、せっかくの煮豆が傷んでしまいます。

煮大豆を保存するためには、と思いついたのが、やはり、これまた、「酢」に漬けこむという方法です。

煮大豆を酢で漬けこみます。

少々、醤油も足しますが。

ただこれだけです。

酢大豆の作り方

こんな「変」なものを食べる人は、私くらいなものだろう、と思いながら、ググッてみますと、

なんと、この「酢大豆」なるもの、ダイエット食材としてとりあげられていることがわかりました。

それも、時代時代で、定期的に話題になっているようです。

けれども、その作り方が少々ちがいます。

私は、煮大豆を作ってから、酢に漬けこむのですが、

ネット上で紹介されているのは、大豆を乾煎りしてから、そのまま、酢に漬けこんで一週間ほどしてから食べるというものです。

どちらでもよいでしょうが、乾煎りするのが、めんどうなので、私はこれまでどおりの作り方で作ります。

また、実は煮込まずに、蒸します。

①大豆を一晩(8~10時間)水に漬けて置く。

②圧力鍋のザルに大豆を移し、5分間、「蒸す」。

③蒸しあがった大豆の荒熱がとれたら、酢につけこむ。

ただこれだけです。

煮るよりも、蒸した方が、大豆がホクホクしておいしいと思われます。

酢大豆を食べると、粘膜の肌触りが変わった

はじめは、あまりその効能など意識せず、「今先生が食べてるし~」、くらいの感じで、ただ、美味しいので食べていたのですが、

ふと、舌触りが変化したことに気づきました。

舌が唇に触れた時の舌触りがスベスベしてきたのです。

体表は肌・皮膚でおおわれています。

体表で粘膜が露出しているのは、唇と肛門だけです。

食べ物が入る、入口と出口は粘膜が露出しているわけです。

この粘膜が露出している「唇」の感触が変わったわけです。

唇・粘膜の感触が変わったということは、内臓の粘膜、食道も胃・小腸・大腸の粘膜も変わったに違いありません。

体表は皮膚。

体の内面は粘膜が外界と接触する表面です。

この表面がスベスベしてきたということです。

すると、これはわからないことですが、内臓機能も何か変わるのではと思われます。

当分、この「酢・大豆」、食事の定番として食べ続けてみようと思います。

これもまた、食の操体・整体ということです。

食べることで、体がどのように変わるのか、という人体実験です。