風邪はウイルスが原因です
不覚にも風邪をひいてしまいました。
久しぶりのことです。
もう6~7年はひいたことはありませんでした。
けれども、これはチャンスです。
医者にかからず、薬に頼ることなく風邪を治す方法、風邪を整体する人体実験です。
カゼとはいうけれども、風邪というのは、ウイルスに体の免疫細胞が負けてしまい、
熱が出たり、鼻水が出たり、喉が痛くなるのだと思われます。
インフルエンザというのもウイルスですから、強力に悪さをするウイルスをインフルエンザ・ウイルスに指定しているのだと私は思います。
ですから今回の私のカゼも原因はウイルスにちがいありません。
けれども医者には行かずに「食」の整体で治すと決めたわけですから、その原因がウイルスかどうかは残念なことに特定できないわけです。
この点だけが心残りです。
でも、きっと、インフルエンザだったと推測します。
カゼの症状は鼻水が止まりませんでした
明らかに風邪の症状が出始めたのは、2018年3月3日(土)のことです。
右の鼻から鼻水が出て止まらなくなりました。
最初は、鼻、鼻腔が乾燥してしまい、そのことから鼻水がでるのかしら?と思いました。
それならば、鼻腔に湿り気、水分を補給してあげれば、鼻水はとまるはずです。
そのことを手立てしても、残念なことに鼻水は一向にとまりません。
この段階で、風邪をひいてしまったと判断しました。
薬には頼らないで「食」の整体で治すと書きましたが、正直に申しますと、家にあった漢方薬を服用しました。
「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」です。
以前、風邪のひきはじめに、この薬を飲んだら、その瞬間に体が熱くなって、一気に風邪が吹き飛んで行ったという経験をしているからです。
けれども、残念なことに、今回の風邪にはこの「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」は効果がありませんでした。
この段階で、腹をくくって、自力でこのカゼを退治してみよう、「食」の整体で治してみようと決めたわけです。
タンパク質とビタミンCを摂る
ちょうど、三石巌著「医学常識はウソだらけ」を読んでいて、
「風邪に特効薬はない」と書かれていて、そのページを読んだりしました。
また「「風邪を予防する知恵」にはこう書かれています。
「ウイルスに対抗するために必要な物質は、インターフェロンという糖タンパク(糖とタンパク質の複合体)です。
ウイルスが体内の細胞に侵入してくると、インターフェロンが外に分泌されます。
これが周囲の細胞に対する警戒信号となって、体がウイルスの増殖を抑える物質を作りはじめることになります。
このインターフェロンを欠かさなければ、風邪のウイルスを撃退することができます。
では、そのために自分でききることは何でしょうか。
それは、インターフェロンが体内で作られるときに必要な材料を用意しておくことです。
インターフェロンを作るためには、タンパク質とビタミンCが必要条件です」。
と、いうことは、タンパク質とビタミンCを摂ることから始めます。
タンパク質については、最近は高タンパク質の食事を心がけていましたから、問題はないでしょう。
それでは、ビタミンCです。
ちょうど、お客さんから頂戴した、「はっさく」と「安納芋」があります。
机の上に置いて、ムシャムシャ食べます。
けれども、劇的な変化はありません。
効果はゼロではないとはいえ、
鼻水は相変わらずとまらず、喉も痛みだしてきました。
体温は、「36度9分」と、微熱程度です。
3月3日(土)・4日(日)の二日はこのような状態が続きました。
「月曜日になったら、医者にいくか~?」と少々、弱気になってきます。
ココアを飲んでみます
風邪をひいて三日目、5日(月)の症状は、
初め、右の鼻水がとまらなかったわけですが、これはおさまり、
今度は、左の鼻水がとまらなくなりました。
きっと、右の鼻に侵入したウイルスの活動はひと段落したにちがいありませんが、左の鼻に移って、悪さを続けていると思われます。
ふと、思い出して、ココアを飲んでみます。
ココアは毎朝、コップで一杯、飲んでいたわけですが、ここ2~3週間ほど、生活習慣を少々、変更したので、ここのところ飲んでいませんでした。
ものは試しです。
ココアです。
すると、なんと、左の鼻水がとまりました。
「あ~そうか、インフルエンザの特効薬はココアだったのか!」と嬉しくなります。
調べてみると、ココア・メーカでも同じような実験をしていました。
そして、それなりの効果は「ある」と判断するメーカーのレポートがありました。
けれども、残念なことに、長続きしません。
やはり、鼻水は出始めました。
けれども、ココアは風邪に有効な食材のひとつにちがいありません。
四日目です。酢生姜を試します。
とうとう、風邪をひいて四日目となりました。
そろそろ成果をだして、風邪とおさらばしたいものです。
これまた、久々ですが、「酢生姜」をつくることにします。
ちょっと前までは、「酢生姜」は、もう食事に欠かせない常備食だったのですが、
つい、生姜をフードプロセッサーにかけるそのひと手間がおっくうになり、ご無沙汰しておりました。
風邪といえば生姜というのは定番です。
「酢生姜」をつくりました。
生姜をフードプロセッサーにかけ、あとは、酢をヒタヒタになるまでいれればできあがりです。
この「酢生姜」を味噌汁に入れて食べてみます。
大さじに山盛り二杯の「酢生姜」を入れた味噌汁です。
さすが生姜です。
食べると、体がほてった感がでてきました。
その時は、そんなもんです。
劇的な変化はありませんでした。
ところが、酢生姜を食べてから2~3時間ほどすると、なんと、鼻水がとまったじゃやありませんか!
「ああ、そうか!やっぱり酢生姜か~!」
喉の痛みもひいてきているようです。
お昼にもう一度、「酢生姜・味噌汁」をいただきます。
すると、もう喉の痛みはほとんどなくなりました。
鼻水もとまっています。
「酢生姜がウイルスをやっつけてくれたか~!」という感慨もひとしおです。
なぜ風邪をひいたかを考える
風邪をひいたということは、ウイルスに負けてしまったということです。
ウイルスと戦う体力がなかったということでしょう。
今年の盛岡の冬は毎日が雪です。
雪がふれば、雪かきをしなくてはなりません。
ほとほと、その作業に疲れてしまったのだと、思われます。
久々にひいた風邪ですが、これからは、「酢生姜」を絶やさず、食していきたいと思います。
皆様におかれましても、「風邪かな?」と思われたなら、すぐに「酢生姜」を食べてみて下さい。