「膝の内側がまだ痛いんです」といいます。
膝の痛みを訴えて時々通院してもらっています。
膝が痛くて、しゃがむことができなかったのが、できるようになったり、
O脚になりかけていたのが、まっすぐになったり、と
ずいぶん膝回りは回復してきています。
けれども、まだ膝の内側には痛みが残るようです。
膝の痛みといえば
膝の痛みといえば、当院では、まず徹底的に「ふくらはぎ」にアプローチするわけです。
膝の痛みの原因は、必ず「ふくらはぎ」にあると断言してもいいほど、
膝の痛みは「ふくらはぎ」で回復していきます。
この方にも、もちろん、「ふくらはぎ」にアプローチしてきました。
けれども、まだ、何かが足りないようです。
「ふくらはぎ」にアプローチしたおかげで、
この方の足の「むくみ」がひけたそうです。
大変喜んでもらえました。
「靴下をはいても。跡がでなくなったんですよ!」と。
「ふくらはぎ」でダメなら、、、
先週、とはいってもほぼ毎週、通っているのですが、
仙台操体医学院講習会に出席して、今昭宏先生の臨床を見せていただいたのですが、
「ここのコリで変わるよな~」と教えて頂いたわけです。
そこは、そこで、腰痛などの臨床で触れている部位だったのですが、
膝の症状では、触れたことがなかったんですね。
ふと、「ふくらはぎ」で成果がでないんだったら、もっと、下の「足」だよな~、という感じで
「そこ」に触れてみます。
「そこ」はなんともグニュグニュしていて何かありそうです。
第二指の内側・外側を中足骨からひきはがすように触れていきます。
「痛い、痛い、先生、痛い、痛い」といわれます。
ここだったんだ~!
すると、どうでしょう。
正座をしてもらっても、膝の内側の痛みは出なくなりました。
「もう、この痛みとは、一生つきあっていかなくてはいけないのかな~、と諦めていたんですけど、膝のチリチリする感じがなくなりました!」とそれは喜んでもらえました。
膝の痛みは膝が原因ではなく、「ふくらはぎ」そして、もっと根元の足までも視野にいれていかなくてはならないということです。
いや~、今先生、今回もありがとうございます。