「こむら返りになるんだけれど、どうしてなるんでしょう?」とよくいらっしゃるリンゴ農家の方にきかれました。

まあ、諸説あるのでしょうが、私はこう考えます。

こむら返りは、筋性防御の一つだということです。

骨と骨のジョイントがゆるんでしまい、それを補い、防御するために、筋肉が収縮すると考えます。

その骨が脛骨と腓骨です。

脛骨と腓骨が緩んでしまうため、それを守ために、ふくらはぎが収縮します。

脛骨と腓骨にまたがる筋肉は「ひらめ筋」です。

もうひとつの部位は、これ、足趾なんですね。中足骨です。

ここが開いてしまっても筋性防御がおきると考えます。

そう、腓骨筋です。腓骨筋も脛骨と腓骨にまたがってくっつきます。

ですから、この二か所を締める整体をおこないますと、こむら返りになりにっくい、と私は考えます。