私の同級生なんですが、毎週一回、メンテナンスに通っていただいております。

ありがたいことです。

すると、3日前から、右足の太ももの後ろに「ゴロッ」としたものができてきたんだ、といいます。
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ずいぶんと大きいです。縦に5センチほどでしょうか、「モニョモニョ・グニュグニュ」という物体がそこにあります。

「ああ~!ガングリオン!」

「原因不明なんだけれども、何か負荷がかかりすぎたりするとできるみたいよ」

「手首や足首にはよくできることが多いみたいね」

「関節にできるケースが多いんだけれど、関節じゃない部分にできるなんて珍しいね」

「心配だったら、やっぱり整形外科にいってみてね」

なんて、話をしながら、やっぱり、治しにかかるわけです。

これまでも、足首の外踝のわきにできたガングリオンを消したことがありましたから、やはり、やってみたいわけです。

ガングリオンを消すコツは、動きの操法の原理と皮膚の操法の原理でいけるようです。

ガングリオンを触れながら、右の太ももを「な~んとなく」内旋しますと、その大きさが小さくなるような感触があったわけです。

「もっと小さくならないかな~」とまたまた、「な~んとなく」ポジションをズラして、もっと小さくなるポジションを探していきます。

「な~んとなく」ここだな~というポジションから、今度はさらに皮膚をズラして、もっと小さくなるポジションを探します。

そんでもって、ただ、ジ~っと触れているだけです。

あ~!成功です。

ガングリオンが消えました!

同級生にも触れてもらいます。

「お~、なくなってる!」。いやいや大成功です。

発生して、すぐのガングリオンは比較的消すことができるようですね。

と、いいますのも、もうひとり、別の患者さんで、仙腸関節にグニュグニュの大きなガングリオンができていて、これは、そうは、うまくいっていないからです。

結局、上手くいくガングリオンもあれば、上手くいかないガングリオンもあるということですね。

今回は大成功です!