卵を食べてもコレステロールの数値は上がらない!

前日のレポート「悪玉コレステロールを整体する」の続きになります。

この一年ほど、卵を一日2個食べ続けてきました。

卵を食べ過ぎると、コレステロールの数値が上がるかどうかという、人体実験です。

結論をいいますと、卵を一日2個食べてもコレステロールは上がらない、ということです。

私の健康診査の結果がそのことを証明しています。

悪玉コレステロール(LDL)は123から97に。

善玉コレステロール(HDL)は78から75に。

いずれもその数値は低下しました。

一日卵を2個食べ続けても、コレステロールの数値には影響はないということです。

コレステロールの数値を下げる食材である、「大豆」や「トマト・ジュース」を摂り続けたおかげもあるのでしょうが、、、。

そんな記事はないものかとググッてみると、やはり、ありました。

卵を食べてもコレステロールは上がらないことが明らかに

悪玉コレステロールで参考にしたのと同じサイトです。

やはり、そういうことです。

卵を食べてもコレステロールの数値とは関係ないようです。

卵は一日1個まで

いつのころからか、「卵は一日1個まで」ということが語られておりました。

卵を食べ過ぎれば、体に悪い、コレステロールが溜まってしまう、という教えでした。

これもまた、食についての「俗説」にすぎなかったということです。

この手の俗説は時代とともにいくつも出現してくるものです。

そう、私がコーヒーを飲み始めた40年も前には、

「コーヒーを飲むと胃がんや胃潰瘍になる」といわれていたものでした。

けれども、コーヒーが好きだった私は、「コーヒーを止めるくらいなら、胃がんになってもいいや」と気にせず、いまでも毎日コーヒーを飲んでいます。

すると、時代がかわって、

「コーヒーにはポリフェノールが含まれていて、血液をサラサラにする効果がある」ということになり、

コーヒー胃がん説を唱える話はとんと聞かなくなりました。

なんともいい加減な話です。

魚のおこげの胃がん説というのもありましたね~。

結局のところ、人の体のことはいまだによくわからないことだらけだ、ということだと思われます。

健康と食にしても、長い時間をかけた追跡調査をしなければ証明できないことですから。

コーヒーを40年以上、ほぼ毎日飲み続けても、いまのところは胃がんにも胃潰瘍にもなっていませんから、

まあ、検査をしていないせいもありますが、

コーヒーと胃がんとの因果関係はないのではなかろうかと思われます。

また、卵も一日2個食べ続けてもコレステロールの数値には影響しないことが、

「この一年」で証明されました。

まあ、一年では、その追跡調査期間が短いといわれるかもしれませんけどね、、、。

こんな風に、一年に一度の健康診査というのも、なかなか面白いものです。

健康状態を数値で表現してもらえるというのは、なんともわかりやすいことです。

来年の健康診査が楽しみに、また、人体実験をしていこうと思います。