左のお尻が痛くて、右肩が上がらない

坐骨神経痛の症状がでているだけでなく、肩も痛くて上がらないという複合症状の方です。

左のお尻からふとももにかけて、動いたり、体をねじったりすると痛みがはしり、

なおかつ、右肩が上がらない、痛いということです。

この症状は、最近続いていた、いわゆる坐骨神経痛の症状とまさに、ピッタリ適合します。

私の得意パターンといえそうです。

「坐骨神経痛と肩こり」というテーマで5本の記事でまとめさせていただきました。

適合するかどうか、確認していきます。

体を左にねじると、左のお尻に痛みがでます

動診してみます。

立位で動診してみますと、

体幹の左ねじりで、左のお尻に痛みがでます。

また、体を後ろに反らしても左のお尻に痛みがでます。

座ってもらいます。

右肩は、外転100度で痛みが出て、可動域制限が出ます。

また、結帯動作は左右とも、可動域制限が確認できました。

物を持つ動作がつづいたそうです

この方、以前にも何度かご来院いただいている方で、物流センターで働いています。

仕事の内容を確認してみます。

すると、おなじ職場で働いているが、仕事の部署が変わり、作業の内容が変わったのだそうです。

「物を持ったりしますか?」と問いますと、

「以前より物を持ち上げたりして、そのまま、二階まで階段を上って物を運ぶ作業が増えた」ということです。

やはり、「手」です。

手の使い過ぎです。

結帯動作の可動域制限があるように、手の使い過ぎが原因であることは、まず間違いありません。

指を整体すると、肩が上がりました

「手」と「指」をみます。

指の動きが渋いわけです。

きっちり、屈曲、曲げることができません。

右手の指を整体していきます。

特に第2指と第3指です。

指を整体すると、指の曲がりが軽くなります。

そこで、動診です。

右肩を横から上げていきます、外転すると、可動域制限は解消され、スムーズに上がります。

もちろん、肩の痛みもありません。

結帯動作の整体で坐骨神経痛も解消されました

けれども、まだ、結帯動作の可動域制限が残っています。

前腕を整体します。

回外筋です。

詳しくは、「四十肩・五十肩 結帯動作の探究(11)」を参照してください。

すると、予想通り、結帯動作は綺麗に、手が肩甲骨の間まで届くようになりました。

これで、前腕のコリ・拘縮が解消されたことがわかります。

そこで坐骨神経痛の動診です。

立ってもらい、体を左にねじってもらいます。

お尻に痛みはもう出ません。

体を後ろに反らしてもらっても、もう、大丈夫です。

私の得意なパターンの坐骨神経痛の症状であることが証明された整体となりました。

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