五十肩の女性です。

腕を後ろに伸ばす動作、伸展をしますと、肩の前部に痛みを生じます。

操体法をつかって、そこそこのところまではいったのですが、まだチョット痛みが残っています。

いらした時にくらべれば、かなり可動域もひろがり、痛みも減少しましたので、今日はここまでで仕方がない、ということで、仕上げの足もみにうつりました。

うちの治療院の仕上げは、操体法の「足もみ」です。

この「足もみ」のもとになっているのが、足つぼ療法の「足心道」ですので、足に触れる時は、その足つぼに手が触れるようにしています。

あるひとつのつぼに手をふれ「足もみ」をしていますと、痛みが残っていた「肩にひびく」と教えていただけました。

そうか!ということで、「足もみ」を中断して、「盛岡・遠絡・川嶋」療法をはじめました。

両足からのアプローチです。アプローチしながらもお客様は肩に手をふれながら、痛みの変化を伝えてくれます。

「ああ、なんかいい感じ」ということで、「盛岡・川嶋・バランス」療法をやめ、また、「足もみ」でそのつぼをふれながら仕上げます。

治療ベッドから起きてもらい、腕・肩を動かしてもらいますと、「あ、もう全然痛くない!」といっていただけます。

嬉しいですね~。肩の前部の痛みのつぼがわかりました。なるほど、これまで、ちがうラインを使い、つぼをはずしていたことがわかりました。

嬉しいです。これで、肩の前部もいけますね!