親指の付け根にまだ痛みがでます

親指の付け根がどうしても、まだ痛みがでます。

まだ、何かが足りないようです。

親指の中手骨の「底」です。
「親指の付け根が痛い」親指の付け根が痛いでレポートしたように、

手がすぼまっているから、大菱形骨・小菱形骨の骨の整体を試みて、

それなりに、親指の付け根の痛みは軽減します。

けれども、まだ、ゼロにはなりません。
これまた、ず~っと前にレポートした、「親指の付け根の痛み」親指の付け根の痛みのポジションを整体しても、
親指の付け根の痛み(2)
親指の付け根の痛みは軽減しても、まだ、ゼロにはなりません。

中指を整体します

また、新たに整体のポジションを探します。

指を一本づつ、動診してみます。

すると、中指の動きが渋く、可動域制限が伴うことがわかりました。

中指の整体をいえば、ここです。
解剖学の図鑑をひもとけば、

第二背側骨間筋とも
拇指内転筋の横頭

の付着部といえそうです。

ここを整体しますと、中指の可動域制限が解消しました。

中指を整体すると、親指の付け根の痛みが消えた!

するとどうでしょう、

親指の付け根の痛みも消失したではありませんか!

確かに中指の中手骨の付け根は、小菱形筋によって支えられています。

そのために、この中指のコリ・拘縮が親指の付け根にまで影響を及ぼしていたに違いありません。

まあ、そのように推測してみました。

やはり、体の連結・連動はそんなに、ストレートに単純ではありません。

いろいろな可能性を視診と触診を頼りに試してみるほかに整体の道はありませんね。