「首が動かなくて」ということでしたが、、、

「首が動かなくなってしまったんで、見て欲しいんですが」ということでご来院いただきました。

ところが、お店に入ってきて、靴を脱ぐ格好をみていると、どうやら腰も痛そうです。

「あれ~、腰も痛いんですか?」と尋ねますと、

「いや~、腰も膝も痛いんです」ということです。

どうやら、首だけの問題ではなさそうです。

首も肩も腰も膝も痛くて動かない

お話を伺いますと、二週間ほど前から、急に首も肩も腰も膝も痛くて動かなくなったんだそうです。

座っている姿勢がもうすでに、猫背で丸くなっています。

背中が丸まってしまいますと、首も肩も動かなくなります。

まず、座位での動診です。

首は左右にほとんどねじることができません。

また、左右に倒すこともできません。

肩を見ます。

右も左も、外転、横上げがほとんどできません。

ましてや、結帯動作もできません。

聞けば、整形外科には通っているが、骨には異常がないということで、電気をかけてもらっているが、いっこうに良くならないということです。

おまけに膝も痛いということで、仰向けになってもらい、膝を曲げていきますと、左右どちらも脛骨粗面に痛みがでます。

これはもう、首・肩の可動域制限の改善を狙って足から攻める手です。

ふくらはぎを整体していきます。

この方のふくらはぎのコリがちょっと変わっていて、私の感覚では、筋肉が骨に張り付いているタイプのコリではなく、

「筋・筋膜」と「筋・筋膜」とが癒着しているような感覚です。

ですから、筋肉そのものは、とても柔らかいのですが、その筋肉を覆っている筋膜が張っているような感触です。

その筋膜の張りを整体していきます。

膝の痛みのそのほとんどは、ふくらはぎが原因であるという確信のもと、ふくらはぎを整体します。

整体とはいっても、もうほとんど、その筋膜に手を触れてるだけです。

それだけで、確かに、筋膜が溶けてくるような感触があります。

こけだけの整体で、やはり、膝を曲げても膝の痛みは」かなり軽減します。

100%ではありませんが。

成果が出たということは、この整体のアプローチは間違っていないということです。

これで、肩・首も動き始めることを期待したのですが、ところが、そこまではいきません。

そこで、やむなく上肢に触れていくわけですが、手も前腕もコリらしいコリはありません。

ただし、肩、三角筋はカチカチですが、、、。

こうなると、やはり、触れていくのは「お腹」です。

外腹斜筋・内腹斜筋に触れ、整体していきます。

すると、首も肩も動き始めました。

ご本人もビックリです。

これはもう、お腹を整体していくしかありません。

お腹を整体していきます。

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