立ち上がると、ふくらはぎまで痛い
「立ち上がると、お尻から太ももの後ろ、そして、ふくらはぎまで痛みが走るんです」
整形外科的には、典型的な坐骨神経痛ということです。
「りんご農家もやっていて、土・日はりんごの収穫です。
それと、朝も出勤前にりんごを取っています。」
なるほど、この坐骨神経痛の原因がわかってきました。
重いりんご箱を持ち上げたからにちがいありません。
そのせいで、骨盤がゆがんでしまったせいなのか、足にすっかりコリができてしまったせいなのか、
それは、整体していきながら確認していくことになります。
立ち上がるとお尻が痛い
問診しながら、座っている椅子から立ち上がってもらいます。
やはり、「お尻に痛みがでる」といいます。
ですから、椅子から立ち上がってもらって、お尻に痛みがでなくするのが目標です。
お尻とふくらはぎ
お尻とふくらはぎの関係については、
バランス治療院の独自の見解が確立されてあります。
この独自の見解を検証する絶好の機会となりました。
仰向けになってもらい、膝倒しをしますと、
右に両膝をたおすと、左のお尻に痛みがでます。
独自の見解のとおり、ふくらはぎを整体していきます。
すると、やはり、膝倒しをして、お尻にでる痛みは軽減していきます。
まだ、痛みが残ります。
もっと、徹底的にふくらはぎを探ります。
やはり、そのコリはあります。
そのコリに触れると「逃げ出したいくらい痛い」といいます。
そうです。このコリです。
このコリを整体しますと、膝倒しをしても痛みはでなくなりました。
椅子から立ち上がってもらいます
椅子から立ち上がってもらいます。
大丈夫です。
椅子から立ち上がってもお尻に痛みはでなくなりました。
そういうことです。
お尻の痛み。坐骨神経痛の症状がでていても、
やはり、最初に整体するべきなのは、ふくらはぎです。
ふくらはぎにあるそのコリを探し出せるかどうかは、個々の治療家の技量しだいということです。
