肩・腕が横から上げることができません

肩・腕が横から上げることができない、四十肩・五十肩でご来院いただくことは多いものです。

肩・腕が横から上がらないだけでなく、大概の場合、前からも、ましてや、後ろに回す動作もできないものです。

この肩・腕の可動域制限の回復の道筋としては、

はじめに、前から上げることができるようになり、ついで横から。

最後に腕を後ろに回す動作、いわゆる結帯動作ができるようになります。

肩・腕を横から上げる動作を軸の回転で整体します

肩・腕を横から上げる動作を軸の回転運動としてとらえてみると、

腕を横から回す動作そのもの、そのとおりの回転運動、回転運動の軌跡を描きます。

私が考えているのは、またその整体の対象としているのは、この軸の回転ではなく、

軸の回転運動の軌跡、足跡であることがわかります。

肩・腕を横から上げていくのですから、その軌跡・足跡は、体・体幹の横側にあります。

上肢の体・体幹の横側の終着点は、骨盤のへりと考えることが出来ます。

そう、そこには、外腹斜筋が付着します。

ここから、肩・腕を横から上げる動作を改善するための整体を始めます。

そのまま、外腹斜筋の筋肉の連結をたどりながら、外腹斜筋ー広背筋ー前鋸筋と整体していきます。

すると、どうやら、前鋸筋にコリを触れることができます。

前鋸筋を整体する

前鋸筋は第1肋骨~第8肋骨からはじまり、肩甲骨の内側縁につながります。

この前鋸筋の興味深いのは、そのコリが肋骨にへばりつくようにして存在するということです。

ですから、前鋸筋の整体ということは、この肋骨の骨膜の整体になります。

さらにたどっていくと、肩甲骨の外側縁に付着する大円筋・小円筋にまで触れることができます。

ここまで整体していきます。

骨盤のへりから、脇腹、さらには脇の下まで。

ここまで整体できれば、四十肩・五十肩で肩・腕が横からあがらなかった人の肩が上がる様になるケースは多いものです。

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