殿筋のリリース

こんな、こともありました。

仙台の操体法講習会の懐かしい思い出です。

腰痛のためのマイブームのポイントが殿筋のリリースです。

知ったかブリをしますと、殿筋、要は、お尻の筋肉ですが、大殿筋、中殿筋、小殿筋ときまして、その下に外旋6筋。そのなかでも梨状筋が鍵を握るといわれています。

これら臀筋群を上手にリリースできますと、なんと、腰痛、下肢症状、坐骨神経痛が治ってしまうわけです。

こんなことは、もう、この仙台操体講習会に参加している皆さんにとっては、口には出しませんが、もう常識になっているわけです。

だって、私は、先輩の方々から参考文献を教えていただいたのですから。

それまでは鍼灸学校で習った、「腰椎の損傷モデル」の学説を採用していましたから。

「腰椎損傷モデル」の学説でいきますと、坐骨神経痛は「治らない」ことになってしまうわけです。

なぜなら、坐骨神経痛は椎間板の変性か、脊髄神経の変性が原因とされていて、手術しか選択肢はなく、とても、鍼灸師や、モミやの手におえる症状ではないわけです。

けれども、ここずっ~と、腰痛のための殿筋のリリースを考えていて、そのひとつが、大殿筋のリリースだったわけです。

腰痛のための基本の操法を考えていると、あ、思いつきました。

そうそう、「操体法の実際」という本にありましたもんね。

うつ伏せで、お尻をチョコンと上に上げるというやつです。

これ大殿筋の働きである、太ももを背中のほうに伸ばす、伸展する動きが作動します、たぶん。

それと、脊柱起立筋が。

もうひとつ腰痛で思いだしました。

コ~ン先生の「仙台講習のDVD]です。

これまたうつ伏せから、膝を曲げた状態から、伸ばすんですね~、そこからさらに、太ももから、お尻までぜ~んぶ浮き上がります。

おお、これも大殿筋が作動します。

と考えながら、当日、仙台の操体法講習会に望んだわけですね~。

ところがですね~。コ~ン先生、そ~んなこと、ぜ~んぜん、やらないのですよ!

きっと、もうそんなこと、やりすぎて、飽きちゃってるんですよね~。

いや~スゴかったです。

何をやったかは、いまでは、もう、覚えてていませんが、、、。