体をうしろに反らすと腰に痛みがでます
腰が痛い、腰が痛いで、一週間働くと、もう腰が痛くなってしまいます。
体をうしろに反らすと腰に痛みがでます。
腰痛の基本的な考え方は、コリが悪さをして、そのコリが引き金となって、腰痛を発症するというものです。
トリガーポイントの考え方です。
けれども、ここで、問題となるのは、腰痛を引き起こしているコリはどこにあるのか、ということです。
治療家の触診能力に、その「ある・なし」の判断がゆだねられるということです。
達人先生がコリと蝕知できても、ビオギナー先生では触れることができないという問題が生じてきます。
体を反らすということ
体を反らすという動作を思い浮かべてみます。
体を反らします。背中の筋肉・脊柱起立筋が作動します。
それに伴い、臀筋の作動します。
さらに、太もも・ハムストリングも作動します。
さらに、下肢、「ふくらはぎ」も作動します。
ですから、体を反らす動作には背中全体から下肢さらには、足先までが連動するということです。
この広範囲のなかから、トリガーポイントをみつけださなくてはなりません。
ここがトリガーか?
この方は定期的にメンテナンスに通っていただいています。
お帰りの際には、そこそこ、体を後ろに反らす動作ができるようになって、帰っていただくのですが、もたお仕事をすると、ぶり返します。
まだ、何かが足りないようです。
まだ、決定的なトリガーポイントに到達できていないようです。
ここへのアプローチで体を後ろに反らす動作が改善されました。
「ふくらはぎ」までが、体を後ろにそらす動作に影響を及ぼす証となりました。
それをつかみとれる触診力が日々問われます。