中学2年生のオスグットのお客様です。
整形外科では「ジャンパー膝」という診断をうけ、湿布と痛み止めの処方をうけてておりましたが、痛みの改善がみられずに、盛岡せんぼくバランス治療院に来ていただきました。
動いてもらいますと、やはり、しゃがむことができません。
治療にはいる前に、痛みをなくすことはもちろんですが、膝の可動域をよくすること、「しゃがめる」ことを最優先して治療することを伝えました。
可動域が改善されたあとに痛みが消失するようだからです。
ですから、逆にいいますと、可動域が改善されても、その患部には、多少の圧痛が残るケースがあるということです。可動域を改善することで、次第に、その圧痛は消えて行くと考えております。
さて、治療です。右足の膝、前面の痛み。オスグットと同じです。脛骨粗面の痛みです。
右手の前面を2点刺激しました。
刺激を終えた段階でベットを降りてもらい、しゃがんでもらい、テストしてもらいます。
「あ、さっきより痛くない」という反応です。
効果はありました。
まだ少々、痛みは残っているようです。
そこで、今度は「左手・後面」を2点刺激しました。
これで、もう「痛くない」という言葉が返ってまいりました。
治療大成功です。しゃがんでも痛みは出ません。
あとは、膝関節および大腿四頭筋のリリースを加え、万全の治療を施しました。
お母様の「よかったね」という言葉がなんとも印象に残り、嬉しかったですね~。