お尻から太ももにかけて痛みとしびれ
坐骨神経痛でお尻から太ももにかけて、痛みとしびれがあると言って、ご来院です。
お話を伺いますと、事務職で一日中、座りっぱなしで、パソコンに向き合っているということです。
整形外科にもいかずに、当院に来ていただきました。
ネットで自分の症状を調べていくうちに、「これは、坐骨神経痛なんだ」と分かったといいます。
たいしたものです。
動いてもらいますと、前かがみも、後ろ反らしも、左のお尻に痛みが出ます。
体を右にねじっても、ひだりのお尻に痛みがでます。
仰向けで足上げテスト。ラセーグテストです。
左足は、45度ほどあげると、お尻に痛みが出ます。
骨盤矯正から始めます
骨盤矯正から始めます。
再び、立ってもらい、立位からの骨盤矯正です。
この骨盤矯正は、当院独自のオリジナルな骨盤矯正です。
けれども、、はまれば、この骨盤矯正の威力は、絶大です。
座り仕事がおおいため、骨盤が後方に変位したと想定します。
骨盤が後方に変位しすぎると、体を前屈したり、反らしたり、どちらの動作もできなくなります。
また、仰向けになると、足を伸ばすと、お尻、腰に痛みが走ります。
この骨盤矯正で、体を右にねじっても、痛みは出なくなりました。
ラセーグテストです
仰向けで足を上にあげていって、お尻に痛みが出るかどうかで診断するのが、ラセーグテストです。
ラセーグテストが陽性、足を上げて痛みがでると、椎間板ヘルニアと整形外科では診断します。
けれども、その大半は、「ふくらはぎ」のコリの問題で解決します。
この方もやはり、「ふくらはぎ」を整体しますと、ラセーグテストは、ほぼ、90度まで足があがるようになります。
まだ、少々、突っ張り感があるということで、あとは、お尻の筋肉のコリを整体します。
すると、お尻の突っ張り感も解消されました。
このように、「骨盤矯正」、「ふくらはぎ」、「お尻」を整体すると、
いわゆる坐骨神経痛のお尻の痛みは解消するのではなかろうか、と考えております。