「刺さない鍼」の治療
「刺さない鍼」の治療をすることもあります。
川嶋バランス療法、と名付けております。
これが、もうモノスゴイ威力を発揮することがあるわけです。
本日、はるばる宮古から来ていただいた、お客さまです。
右足の坐骨神経痛の症状を訴えます。
太ももからふくらはぎ、小指の足先まで痛みとしびれを訴えています。
もう半年間もその症状になやまされ、毎日、痛み止めの鎮痛剤の服用を続けています。
右足の症状を右腕からアプローチしました。
前腕の2点を刺激しました。
もちろん「刺さない鍼」です。
痛みなどありません。
刺激しつづけていますと、痛いはずの右足を動かしはじめました。
「あ、しびれが消えた」と驚きの声です。
わずか、1~2分ほどのできごとです。
この手技はそのほか、左手、左足、右足とつかえますので、それぞえの手足にわずか2点のツボを選び刺激するだけです。
これだけで、坐骨神経痛の症状のほとんどが消えてしまいました。
坐骨神経痛のお客さまがいらした際には欠かせない技の一つです。
バランス・テストといいます
この刺さない「鍼」治療はバランス・テストといいます。
教えていただいたのは、鍼灸学校の先生の川島和義先生です。
川島先生が考案した治療法です。
足を手で、手を足で治します。
これに少々わたくしがアレンジを加え、ツボを一点ではなく、2点押さえ、刺激を与えることにしました。
足首部と膝、手首と肘という感じです。
坐骨神経痛ばかりか、ほかの部位へもどんどん応用していきたいと考えております。
これは、本当にスゴイ治療法でした。
川島先生には本当に感謝しております。
ありがとうございました。