「置き鍼」がどこまで通用するのか、
これは、もう、とことん試してみる必要がありそうです。
膝が曲がらない患者さんです。
ワカメの養殖をなさっている漁師さんです。
膝を曲げても、痛みは生じないのですが、曲がりません。
正座なんてできません、せいぜい70度~80度といったところでしょうか?
一年前からこうなってしまったということです。
「膝のロック」。やっかいです。そうそう、簡単にはいきません。
ただ、これまでの、失敗例から、その原因となる「筋肉」の見当はついています。
そこをほぐすことができるかどうか、という問題です。そして、そのかかる時間と。
膝に「置き鍼」です。
確かに、触れた感じは、太もものハリが幾分やわらいだような感じがします。
曲がりも、少々、改善したようです。
さらに試してみます。
「置き鍼」と刺す「鍼」とのコラボです。
絆創膏がついてない「鍼」が刺した「鍼」です。
「鍼」の刺し方も、「置き鍼」と同じ方向に「斜刺」です。
なかなか、「鍼」もテクニシャンになってきました。
正座ができた!とはいきませんが、
50度~40度くらいまでは、改善してきました。
また、来週もいらしていただけることになりました。
はるばる沿岸から3時間かけて!
ありがたいことです。