久々に、10年来のお友だちのような、知り合いの女性がやってきてくれました。
「肩こりというか、全身がいうことがきかなくてね。整体してもらおうと思って」ということです。
お会いしたのは、久しぶりです。
3~4か月ぶりですかね。
整体するのは、もう、4~5年ぶりでしょうか?
お話をうかがっていて、な~んか、いつもと違う「感じ」がしたわけです。
「何が?」と問われれば、なんともお答えすることはできないのですが、、、。
左の目の感じといいますか、左の口元の感じといいますか、、、。
なんとなく、これって、「眼瞼下垂」ってやつじゃないの~、と思ったわけです。
それで、開口一番、
「これさ~、なんとなくの、根拠のない直観なんだけどさ~、脳梗塞じゃないの」と申しておりました。
知り合いだということもあり、間違ってもいいさ、という気安さもあったのでしょう。
すると、その方も、
「なんとなく、いつもと違うんだよね。
そんなこともあって、とりあえず、まず整体でもしてもらおうかと思ってきたの」といいます。
「脳梗塞も視野に入れながら、念のために、検査を受けたほうがいいと思いますよ」と申します。
動診してみると、首の動きも悪く、肩をあげようとすると、痛みも伴います。
頭を触れると、熱感があります。
この、まだ寒い、盛岡の3月なのに、頭が熱いわけです。
ですから、まずは、氷枕をつかって、氷冷却整体からです。
頭の熱感はずいぶん収まりました。
それから、肩こり、四十肩・五十肩へと整体していきます。
ひととおり、整体しますと、肩回りも首の動きも、肩の動きもよくなりました。
表情もずいぶんスッキリしてきました。
「ずいぶん良くなった感じだけど、やはり、念のために脳梗塞の検査をした方がいいと思いますよ」と言い添えます。
すると、あくる次の日です。
この方から電話がありました。
「近所の脳神経外科にいってみたら、やっぱり脳梗塞がみつかって、すぐに大学病院を紹介されて、入院することになったのさ」ということです。
ホラ話もたまには、当たることがあるものです。
な~んとなくの直観です。
脳梗塞の何の症状もでていない段階での、脳梗塞がみつかったのですから、
後遺症なども、もちろん心配する必要はありません。
なんか、とても、良い仕事ができた気持ちでいっぱいでした。
こんなこともあるもんです。