腰にプクプクしたコリが

Sさん。仕事がつまってくると、「くたびれた~」といってご来院していただいています。

「カラダ」はしなやかで、操体法をかけるごとに、パーツ、パーツがほぐれていきます。

けれども、以前から、左の腰・第12肋骨の下部にプクプクとしたコリ状のものがあり、これがなかなかうまく消えてくれません。

どうやらガングリオンのようです。

足を伸ばしたり、ねじったりしてもうまく消えません。「まだまだ未熟だな~」と思いながら、さらに動きをさぐります。

「そうだな、カエル足をやると左の腰が縮むから、腰の筋肉がゆるむんじゃないのかな?」という発想です。

基本の操法であるカエル足をやってみます。

「おお!消えた!」嬉しくなりました。

さらに、そのプクプクの部分に皮膚の操体をくわえます。

プクプク・ガングリオンの部位を上に伸ばしたり、下に伸ばしたりて、感覚をききわけてもらいます。

「上に伸ばした方が気持ちがいい」というので、プクプク・ガングリオンに触れながら、腰の上の皮膚を上の方にスライドします。

すると、プクプク・ガングリオンが消えました。

プクプク・ガングリオンが消えるポジションがみつかると、プクプク・ガングリオンが消えることがあります。

そうか、カエル足と皮膚の操体法か、そんな組み合わせもアリなんですね。