こんな、膝倒し操法の発展型を患者さんに教えて頂きました。
この写真では、左膝を立てています。
右膝は開いて、倒しています。
この右膝をよ~くみてみて下さい。
右足と左足をからめています。
右足の足首を立てている左足の踵につけています。
このポジションから、右の足、膝を伸ばしていきます。
左足の踵を右足で押す動作になります。
すると、体幹・背中に反る動作がでます。
なんと、膝倒し三軸操体法のできあがりです。
(三軸操体法)
これまでの、膝倒し三軸操体法は、仙台操体医学院の今昭宏先生に教えていただいたスタイルがあったわけですが、ちょっと、ちがいます。
今昭宏先生の膝倒し三軸操体法は、倒した足で、立てた足のくるぶしを踏み込むようにします。
けれども、できあがる膝倒し三軸操体法は同じ型になっています。
こんなスタイルもありです。
この方、ネットで調べていて、この体操をみつけたのだそうです。
体のメンテナンスに定期的に通っていただいたるのですが、
80歳とは思えない元気さです。
毎日、基本の膝倒しを、20~30回も欠かさずおこない、
さらに、教えた、橋本敬三先生の「般若身経」をこちらも20~30回こなすそうです。
「2~3回で十分じゃないですか~」と申したのですが、
「その程度では、やった気がしない」と言い切るほど達者です。
体がもとめているのだから、まあ、それもいいか、と感心しております。
もちろん、膝倒しをやってもらうと、両膝とも、すいすいと両方の床につきます。
「これは、毎日やってるから、自信があるんだ」と自信満々です。
そんな元気な80歳の患者さんに、新型の膝倒し三軸操体法を教えて頂きました。