盛岡市で整体は、腰痛・肩こりで定評のある、盛岡せんぼくバランス治療院にご来院ください。
四十肩・五十肩を早期で回復させてあげたいというのが私の願いです。
その場で、腕があがることもあれば、なかなか、長期化することもあり、まだまだ、研究課題となっています。
最近のテーマは肩関節の動きよりも、肩関節に関連する肩甲帯の動きについてです。
そんなことが気になって、カパンディ「関節の生理学」(1)をひさびさに、引っ張り出してきました。
やはり古典だけあって、参考になるものです。
肩関節の内転と伸展のページがたまたま目にとまりました。
「思わず、そうなんだよ!」と叫んでしまいました。
カパンディがすでに書いています。
「強力な内転筋である広背筋の収縮は、上腕骨頭を偏位させようとする」
矢印が図に引いてあって、上腕骨が内転方向に偏位するように記されています。
そうなんです。
外転、横上げがほとんどできない四十肩・五十肩のクライアントさん、
外転、横上げが20度~30度といったクライアントさんが、
広背筋を整体することで、120度位まであがることがしばしばあります。
その際の肩関節の動きが独特で、いかにも肩関節が拘縮している感じなわけです。
これはまさしく、広背筋が収縮して、上腕骨頭を偏位させているからなのだと、納得しました。
その偏位した、姿は、まるで、脱臼しているようにも見えます。
「偏位」。
軽い、亜脱臼状態にまで、広背筋が収縮してしまって偏位しているにちがいありません。
背中から腰にかけて整体するだけで、腕があがりはじめるので、クライアントさんは驚きます。
上がってから、完治までは、まだまだ、道のりは長いのですけれども、、、。