坐骨神経痛が足首の整体で改善
坐骨神経痛の症状が足首の整体で改善された症例です。
整形外科で坐骨神経痛と診断されて、ご来院いただきました。
いわゆる典型的な坐骨神経痛の症状です。
お尻の尻ぺたから太ももの後ろ、さらには、ふくらはぎの外側に痛みが出ます。
特に痛みがひどいのが、お尻とふくらはぎで、だまっていても、痛みがでていて、ひかないということです。
動いてもらいます。動診です。
すると、もう、立っているだけで、「お尻とふくらはぎが痛い」といいます。
どう動いても、その痛みはひきません。
常に痛いのだそうです。
これは、なかなか手強い坐骨神経痛です。
坐骨神経痛への対応
いわゆる坐骨神経痛には、ふくらはぎから、太もも、お尻の筋肉のコリを整体したり、
骨盤を整体すると、それなりの成果をだせるものです。
この方、ふくらはぎは確かに固くてパンパンです。
けれども、ふくらはぎを整体してもその痛みに変化はあまりでません。
何かが、違うようです。
もう一度、動診です。
足上げテスト、SLR・ラセーグテストをやってみます。
あれあれ、足がスイスイあがります。
どうやら、ふくらはぎから、お尻にかけての筋肉のコリが原因ではないようです。
ふくらはぎから、お尻にかけての筋肉のコリが原因の坐骨神経痛であれば、この足上げテスト、SLR・ラセーグテストができないものです。
腓骨を整体する
これまでにも、足上げテスト、SLR・ラセーグテストや膝倒しをやっても症状がでない坐骨神経痛の方がおりました。
その方は、「腓骨」を整体することで、一瞬で坐骨神経痛が解消されたことがありました。
試してみます。
腓骨を整体します。
すると、予想通り、痛みが軽減するようです。
腓骨と外踝を整体しながら、お話を伺います。
すると、「スキーをしていると、痛みが全然でないんだよな~」と教えてくれます。
なるほどです。
スキー靴はきっちりと、足首を固定します。
そのおかげで、坐骨神経痛の痛みがでなくなるにちがいありません。
つまり、下肢、脛骨の腓骨がなんらかの理由で歪んだ、離開してしまったにちがいありません。
「犬の散歩をしていて、転んでから、この症状がではじめたんだよな~」と言います。
転んだときに、足首が、脛骨と腓骨が歪んでしまったにちがいありません。
足首の動きは、確かにギクシャクとしていて、スムースに動きません。
脛骨と腓骨を整体すると、痛みはゼロとはいいませんが、確かに軽減します。
あとは、この整体した状態をいかにして、持続させるかということです。
原因はわかりましたので、次回からは、脛骨と腓骨を重点的に整体することで、良い成果を出せるはずです。
坐骨神経痛でお悩みでしたら、盛岡せんぼくバランス治療院へご来院ください。