両手のしびれを訴えます。一年ぶりのご来院です。

昨日も整形外科の診察をうけ、頚椎がつぶれるようになっていて、神経がすっかり圧迫されている、と指摘されたそうです。

治るかどうかはわからないが、あとは手術しかないとまで宣告されてしまったそうです。

両手の手のひらから指先までのしびれがあります。

経絡の本を提示してみせながら、「このラインを刺激してみましょう」ということではじめてみました。

最初に狙ったラインはまあまあといったところです。

そこでラインを変えてみました。

すると、「なんか、しびれが軽くなってきた感じがする」という反応がかえってきました。

こうなるとシメタものです。

足のライン、また反対の手のラインもたしてみます。

なかなか良いようです。

こうなると、はじめは左手だけを狙っていたのを、右手にもおなじラインで刺激します。

やはり、こちらもしびれが軽減したようです。

さらに、もちろん、首への操体法による整体もくわえます。

「ああ、ずいぶん軽くなった。まだ指先にはしびれが残っているけどね」というご返事です。

もう一年以上も続いていたしびれが、指先だけになったのなら、一回目の遠絡療法と操体法による整体でここまでいったのなら、上出来でしょう。

次回は全身の操体法も組み合わせていくと、さらに良化が見込まれると思われます。なんたって、肩甲骨の周辺がガチガチにかたくなっていますから。

首ばかりか、そのへんからのアプローチ・整体も不可欠だとおもわれます。

けれども「盛岡・川嶋・バランス療法」で快方にむかう道筋がひらけたわけですから、あとは、この道をつづけていくだけです。
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