時々、体の不調を訴えて、メンテナンスに来ていただいている方です。
「肩こりがきつくて」ということだったのですが、
整体を進めていくうちに、
「実は、目の焦点があわなくて、眼科にいったんです。
目を検査してもらったんですが、異常はないということで、
その先生に、これはスマホの使い過ぎです。
コリのせいで目の焦点があわなくなっているものです。
スマホを使うのをやめてください」といわれたそうです。
「目の焦点があうように薬をだしてもらおうとしたんですが、
先生に、薬よりもスマホをやめなさい、といわれて、、」といいます。
これは、興味深いです。
コリが原因で目の焦点があわないということです。
机の上を飾っている「花」を見てもらうと、やはり、焦点があわなくて、ダブッてみえるといいます。
机の上の花がスッキリ綺麗に見えるようになるか、やってみます。
眼科の先生が「コリ」が原因だ、といっているのですから、そのコリを探せるかどうかが問題です。
でも、その眼科の先生、コリが原因といってものの、どこの「コリ」が原因なのかは、示してくれなかったそうです。
目のコリといったら、もう、ここしかありません。
後頭骨と僧帽筋です。
ここを整体していきます。
頭皮をふれていくと、あちこち、コチコチです。
後頭骨から、側頭骨、さらには蝶形骨、こめかみまで整体していきます。
あとで、後悔したのは、「耳」を整体しないことでした。
「耳」を整体することで、視神経にはたらきかけることができる、といわれているからです。
まあ、それは、それとして、頭の骨、頭皮を整体します。
そして、机の上の花を見てもらいます。
「あ~、スッキリ見える」と喜んでもらえます。
目の焦点があわない場合でも、その原因が視神経や、目の構造の問題でないのであれば、
私でも対応できるということです。
また、目の焦点が合わないという現象も、目の問題だけではなく、目をとりまく体全体のコリの問題からも生じるということを学ばせていただきました。