肩の違和感と腰痛
肩の違和感のほかに、腰痛をうったえます。
脊柱の両側、腰椎の2・3・4の両側です。
整形外科にも通い、その診断は「腰の筋肉の深い部分が炎症をおこしている」といわれたそうです。
トリガーポイントとその関連痛の考え方を採用すると、この腰痛は、「腸腰筋」が原因の腰痛という見方ができます。
そこでこの腰痛を解消するために「腸腰筋」のリリースを狙った、操体法をやってみます。
これはもう、腰痛のための操体法の基本中の基本の整体です。
カエル足です。
うつ伏せになってもらい、カエル足のポーズをとります。
カエル足にして曲げた足を、軽くお腹の方へ引き上げてもらったり、足を伸ばしてもらったりします。
足をお腹に引き上げると、腸腰筋が作動します。
足を伸ばすと、大殿筋をはじめとする臀筋群が作動します。
Mくんの場合は、足をお腹の方に引き上げてもらい、その縮まる足に抵抗をかけ、つり合いをとります。
この操法で腸腰筋がリリースされます。
もちろん、2回の腰痛の整体で、あっさりと、その腰痛、腰のハリは消えてしまいました。
やはり、筋肉疲労に対しては腰痛の基本の操体法というのは、圧倒的な効果を示してくれます。
Mくんはピッチャーでもあり、太もも、大腿を引き上げる動作が欠かせません。
また、アップの際に、太ももを高く上げているにちがいありません。
そこからくる腰痛・筋肉疲労だと推察できます。。
腰痛解消のための「腸腰筋」のひとりでできる、カエル足操法を教えましたので、もう、大丈夫。
腰痛からひとりで、解放されるにちがいありません。