腰痛と寒さの関係
腰痛と寒さ。
一見、関係がなさそうですが、実は、大いに関係があるんです。
このことは、腰痛と「ふくらはぎ」とが大いに関係していることを確信してから、ますます腰痛と寒さは関係があると確信しております。
腰痛でご来院したクライアントさんによくお話するのですが、
腰痛の原因の8~9割は、「ふくらはぎ」ですよ、と。
腰痛でご来院したクライアントさんの「ふくらはぎ」を触診して、異常が蝕知できなければ、
次は、股関節および臀部を考えますが、
まずは、徹底的に「ふくらはぎ」のコリを検証していきます。
冷えると固くなります
こんな、話をクライアントさんによくします。
「水も冷えれば氷になるでしょう。
おなじように、筋肉だって冷やせば固くなるにちがいありませんよ。
ですから、足は冷やさないでくださいね。冷えは禁物です」。
ふくらはぎが原因の腰痛のメカニズム
ふくらはぎを冷やしてしまうと、筋肉が固くなります。
ふくらはぎが固くなると、足の動きの柔軟性がなくなります。
上半身を動かしたり、腰を動かしたりする動作には、実は、その部分の筋肉だけではなく、
足、「ふくらはぎ」の筋肉までが作動しています。
この「ふくらはぎ」が固くなると、
柔軟に、動作ができなくなり、逆にこの「ふくらはぎ」がブレーキとなってしまい、
太もも、お尻、腰の筋肉までも、引っ張ってしまいます。
そして、痛みが腰に出てしまうわけです。
寒さ対策
なんといっても、盛岡の冬は寒いです。
室内にいても、事業所のほとんどは、エアコンであったり温風ヒーターがほとんどです。
室内の上は暖かくても、なかなか、足元までは暖かくはなりません。
特に、机の下は、暖かくなるはずがありません。
ですから、レッグウォーマーの着用などをおすすめしています。
あとは、帰宅してからの入浴です。
若者を中心に、湯船にお湯をはらずにシャワーだけで済ます人たちが増えています。
ゆっくりお風呂につかりながら、「ふくらはぎ」をもみほぐすことをおすすめしております。
盛岡の冬。
足元を冷やすのは禁物ですよ。