骨盤の動きを分析する
骨盤矯正について説明します。
骨盤の動きを分析してみます。
骨盤もほかのすべての関節と同じように、三つの動きが可能です。
骨盤の前傾・後傾。
骨盤の右側屈・左側屈。
骨盤の右回旋・左回旋。
この三つの動きです。
これに対応して、骨盤の関節である「仙腸関節」もこの三つの動きをサポートします。
骨盤矯正と操体法
骨盤のうごきに対応する操体法の動きの操法を見ていきます。
まず、骨盤の前傾・後傾に対応する動きです。
この動きは、股関節、足をお腹につくようにする動きと、足をゆかに伸ばしたまま、踵で、床を踏む動きで作ることができます。
この動きをイメージできれば、基本の操法である、「つま先上げ」でこの骨盤の前傾・後傾の動きをつくり、骨盤矯正ができます。
つぎに骨盤の左右の側屈のうごきです。
この動きは、踵を左右伸ばすことで、骨盤を左右に側屈させることができます。
例えば、右の踵と伸ばしますと、骨盤は右側に傾きます。
いわゆる「踵伸ばし」です。
この操法を使うことで、骨盤の左右の側屈の歪みを矯正できます。
最後に、骨盤の左右の水平の回旋・ねじりです。
これは、基本操法の「膝倒し」が対応します。
この三つの、操体法を代表する基本操法は、実は、骨盤矯正をも視野に入れた操法となっています。
この三つのの基本操法で整体するだけでも、骨盤矯正は可能になってきます。
盛岡せんぼくバランス治療院では、必要に応じて、このような操体法での骨盤矯正を交えながら、骨盤矯正をしていきます。