ぎっくり腰を学ぶ
盛岡で整体なら、腰痛・肩こりで定評のある、盛岡せんぼくバランス治療院にご来院ください。
どうしても、これまで考えてきた「ぎっくり腰」の患者さんの症例が納得いきませんでした。
なかなか、ぎっくり腰で、うまい成果が出せません。
確かに少しづつですが通院していただくと、ぎっくり腰は快方に向かっています。
けれども、まだ、ぎっくり腰の何かが納得できません。
困ったときには本を買うことです。
それっぽい本を買いまくるしかありません。
はじめてのトリガーポイント鍼治療
伊藤和憲著「はじめてのトリガーポイント鍼治療」。
この本をひもといてみます。
この中殿筋の作用、動きの記述をみて、「ああ、そうか!」と納得しました。
中殿筋の動き・作用に、股関節の外転・股関節の屈曲・伸展・外旋・内旋とあります。
早い話が、股関節をどのように動かしても作用します。
逆をいいますと、中殿筋に痛みが発生しますよ、ということです。
ですから、操体法の基本のひとつに、膝倒しがあります。
この患者さんの場合、膝を右に倒しても、左に倒しても、「痛い」というのです。
その理由は「中殿筋」が罹患しているため、膝倒し、つまり、外にたおす外旋も内に倒す内旋もどちらも痛いと考えることができそうです。。
内旋しても外旋しても「中殿筋」は動くわけですから。
ああ、やはり、見立ては正しかった、といえそうです。
あとは、より効果的な整体を使うということです。
中殿筋、大成功です!
いや~、ずいぶん時間を要しました。
中殿筋の整体が大成功です。
使ったテクニックは操体法・ASTAR・H先生の施術。
この3つのテクニックを組み合わせて治療しました。
要した時間は10分ほどでしょうか。
中殿筋の圧痛は消失し、体幹の前屈・後屈はどちらも良好となりました。
いや~貴重な経験となりました。