夕方になると腰が痛い

夕方になると腰が痛い腰痛です。

夕方になって、夕食の準備を始めようと、動き始めると、腰からお尻にかけて、重だるい感じがでます。

このような腰痛を感じはじめたのは、もう二か月ほど前からだそうです。

そのころ、自宅の庭の手入れや、家庭菜園づくりに精をだしていたそうです。

その疲れがとりきれずに、このような腰痛がでてきたとはいえそうです。

疲れすぎると骨格は歪む

操体法の創案者・橋本敬三先生の本に書かれているように、

「疲れすぎると骨格は歪み」ます。

なぜなら、疲れすぎると、骨格を支えている、靭帯・筋肉が支えることが出来なくなり、グラグラ不安定になります。

すると、おのずから骨格は歪んでしまいます。

橋本先生は猟師の例を出して説明します。

走り続けて疲れたウサギの足跡は、ひらいている。

そういうウサギは疲れているので、仕留めやすい。

疲れてしまうと、関節はゆるみ、離開、開いてしまいます。

これと同じことが人間でもおきるわけです。

疲れると足の関節がゆるむ

このように、疲れてしまうと、骨格はゆるんでしまいます。

下肢の場合も同様です。

下肢は、脛骨と腓骨で構成されています。

疲れると、この脛骨と腓骨が離開、開きゆるんでしまいます。

すると、この離開を防御するために、下肢の筋肉が緊張して、支えます。

これが、筋肉のコリ・ハリとなって、腰痛を引き起こすと考えます。

下肢の筋肉のコリ・ハリが腰痛の原因なのです。

なぜ夕方になると腰痛になるのか?

このように、疲れると腰痛が出現することはわかりました。

では、なぜ、夕方になると腰痛になるのでしょうか?

そう、一日の作業で夕方にはもう疲れてしまうからです。

疲れてしまうと、下肢がゆるみます。

すると、下肢の筋肉がコリ・ハリとなり、腰痛を引き起こすわけです。

夕方からの腰痛への対処法

この方に動いてもらいますと、前かがみで、違和感・腰の痛みが出現します。

下肢を整体しますと、前かがみしても、腰痛は出現しなくなります。

あとは、自宅でのケアの仕方を指導します。

ひとりでできる、下肢を締める整体を指導します。

これで大丈夫、夕方からの腰痛に対処できるはずです。