四十肩・五十肩のうち、とりわけ結帯動作について、常々考え続けているわけです。
ご来院いただいた方のほとんどすべての方に対して、結帯動作の動診を行います。
これまでにも、いくつかの結帯動作についてのレポートをサイト上にアップしてきました。
おかげさまで、グーグルで「結帯動作」と検索しますと、
なんと、わたしのレポートが第二位に表示されています。
嬉しいやら、まだまだ、不備があり恥ずかしいやらです。
いくつかの点について、気づきがありましたので、近々、また、レポートにまとめたいと考えております。
このブログでは、その前置きのようなものをサラッと書いてみます。
結帯動作を二つの関節の動きとして考える
結帯動作というと、肩関節の動きばかりに目がいってしまいがちですが、
肘関節の動きも視野にいれなくてはなりません。
①結帯動作・肩関節(伸展ー内転ー内旋)
②結帯動作・肘関節(肘関節の屈曲ー前腕の回内)
結帯動作の動診を行い、骨盤・腸骨稜までも腕が上がらない例も多々あります。
このような、場合は、まず①、肩関節の障害を考慮に整体するべきだと考えます。
この段階をクリアしていて、前腕が腰椎にまで達していて、手が肩甲骨までとどかないのであれば、
これは、②、肘関節の障害を考えるべきではなかろうか。
そして、この肘関節が原因の結帯動作の可動域制限の場合の整体のポイントが、ほぼ特定できた、と手応えを感じております。
詳しくは、後日、レポートしますが、上腕の問題、特に上腕三頭筋の問題と考えて、ほぼ間違えなかろうと思われます。
それなりの成果が、日々の臨床でだせているからです。
詳しくは、後日のレポートをお待ちください。