盛岡で整体は、腰痛・肩こりで定評のある、盛岡せんぼくバランス治療院にご来院ください。
四十肩・五十肩です。
右の肩がほとんど上がりません。
外転、横から腕をあげていくと、20度ほど横に上げただけで、肩に痛みが走ります。
前から上げていくと(屈曲)、なんとか、90度までです。
なかなか重症の四十肩・五十肩です。
四十肩・五十肩はおよそ3つのパターンに分けることができると思われます。
①肩関節の亜脱臼が原因で、そのまま、肩関節周囲の筋肉が拘縮し、肩関節が可動域制限をおこしているもの。
②肩甲骨周辺の筋肉のコリが原因で肩関節が可動域制限をおこしているもの。
③背骨に沿った筋肉のコリが原因で肩関節が可動域制限をおこしているもの。
また、この3つが複合的に混ざり合って、四十肩・五十肩を引き起こしているようです。
(これは、あくまでも私見ですから、識者のご意見もよろしくお願いします)
動診だけで、この3つの分類ができるかといえば、残念ながら、それは、現段階のわたしの鑑別眼では、むつかしいといわざるおえません。
ですから、これらの可能性を視野にいれながら、整体していくほかありません。
整体の過程で鑑別していきます。
早い話が、整体して、成果のでた整体がそれである、ということです。
この方の場合も、しらみつぶしに整体していきます。
その結果、効果があったのは、「③」、背骨に沿った筋肉のコリが原因のようです。
背骨に沿った、「僧帽筋」と「広背筋」にアプローチすることで、腕、肩が上がり始めました。
それが、わかれば、そこを攻めます。
三軸操体法や、コリとり整体など。
三軸操体法では、体幹を伸展、伸ばす動きをつくる操法をつかったり、
また、体幹および、腕の外転が良くなる動きを誘発する操法を使います。
そんな整体で、横上げは100度、横・水平よりあがりました。
前からは150度ほどまできました。
ぜんぜん上がらない腕・肩がここまできたら、一回目の整体としたら上出来でしょう。
ここからが、長い道のりとなるわけですが、四十肩・五十肩の研究を進めていきますね。