「へっぴり腰」で腰が伸びません

盛岡で人気の整形外科で「脊柱管狭窄症」と診断され、当院にご来院下さいました。

当院で脊柱管狭窄症の痛みから解放された方のご紹介です。ありがたいことです。

こんな風です。
脊柱管狭窄症
この写真では、ずいぶん無理をして、腰を伸ばして写ってもらいましたが、腰が伸びません。

いわゆる「へっぴり腰」です。この姿が脊柱管狭窄症の診断の典型だと、私は考えております。

脊柱管狭窄症ですから、太ももの後ろからふくらはぎにかけて、痛みとしびれが走ります。

そう、腰・背中を「伸ばす」と、脊柱管狭窄症特有の痛みとしびれが走るわけです。

腰を曲げているぶんには、痛みもしびれも走りません。

私がやるべきことは、脊柱管狭窄症の狭窄(せまくなっているの意味です)を治してあげることではなく、

そんなことは、たかだか一介の整体師にはできることではありませんが、

脊柱管狭窄症特有のこの曲がってしまった腰を伸ばしてあげることです。

この腰がスッとまっすぐに伸びるようになると、太ももからふくらはぎにかけての痛みもしびれも消えるはずです。

そういう、説明をしましても、わかってもらえないんですね~。

仕方がないことです。人気の整形外科に「脊柱管狭窄症、脊柱がせまくなっているせいで、痛いんだ」といわれてきたのですから。

あとは、本人が腰が曲がったままの楽な生活を選ぶのか、難儀な道ではあっても腰を伸ばす努力をするのか、という問題です。

腰を伸ばそうというのであれば、私も協力して、私のささやかな知恵をお貸ししますよ、ということです。

通院回数はかかっても、少しづつ、少しづつですが、腰は伸びてくるはずです。

この方、背中が丸まって、カチカチなんですよね~。

ですんで、背中からもアプローチしていきます。

「背中をやって良くなるのか」と憎まれ口をたたかれながらね。

5回目あたりから、じわじわ腰も伸びてきました。

まだまだ、ですが、この典型的な脊柱管狭窄症を整体していこうと思います。