7月13日(土)、仙台操体医学院での授業です。

この日の授業も大詰めとなり、
最後に締めの「足ゆらし」がそれぞれのベッドではじまりました。

私はカワムーさんにゆらしをしてもらいながら、極楽気分にひたっておりました。

私の隣のベッドではマタさんが「足ゆらし」をしています。

スルト、、、
なんと!

コ~ン先生がマタさんに「足ゆらし」をマンツーマンで指導しているではありませんか!

コ~ン先生がご自分のスタイルを語ることは
これはめったにないことです。

私は思わず、極楽気分もどこへやら、すべてを聞き漏らすまいと耳を大きくして、「盗み聞き」です。

「指をもむんじゃなくて、

指を軽くもって、

指に軽く「圧」をかける感じでいいんです」とコ~ン先生。

「なぁ~るほど」です。

これまで、諸先輩に指導を受け、または私のみようみまねの理解で、

足指の付け根から指先にかけて、足指の裏を手前にローリングする感じ、
軽く手前にひっかけて、引く感じの「足ゆらし」をしてきました。

ところが、コ~ン先生、スタイルを変えていたのです!
いえ、または私が理解しまちがえていたのです。

「快高圧」という観点からいっても
軽く足指に「圧」をかけるゆらしの方が
理にかなっています。

さっそくお店に帰って実験です。

手首のローリングの仕方が逆方向になるのですが、
さほど違和感もなくスタイル変更に成功です。

足趾は拇趾は基節骨と末節骨の二つの骨。
残る4本は、基節骨・中節骨・末節骨の三つの骨で構成されています。

この骨の関節面に「圧」をかけていくイメージです。
「圧」をかけることで、足趾の歪みが整っていくイメージです。

足趾の関節面に軽く「圧」をかけていき、
その「圧」が全身に波紋を広げていくようにです。
ジゎ~ンとジゎ~ンと!

「快高圧」足ゆらしです!
「なぁ~るほど」です。