ここ一年ほど「胃もたれ」に悩まされてきました。

食事をすると、胃がもたれます。胃がきつい感じがしてきます。

最初のころは、胃もたれがあったり、なかったり、という感じだったのですが、

最近は、空腹時以外、いつでも胃もたれを感じるようになってきました。

胃もたれがひかなくなってきたので、

これはいよいよ、胃腸科の病院にいかなくてはならないのかな、と思い始めていました。

ところが、毎週通っている、仙台操体医学院の今昭宏先生にそのことを伝えますと、

いつものように、「ここ、こってるね~」といいながら胸部のあるポジションをもんでいただきました。

「ほら、こんなに、こってる。ここを自分でもんであげな~」と教えていただきます。

するとどうでしょう。その翌日には、もう、胃もたれ感が収まってしまいました。

いつものことながら、今先生の慧眼には驚くばかりです。

そんな私が体験した、胃もたれについて、このページでは書かせていただきます。

胃もたれの治し方を教えていただいた、今先生には本当に感謝しております。

機能性ディスペプシア

胃もたれについてネットで調べてみます。

胃もたれということで、内視鏡検査を受けても、半数ほどの人には潰瘍などがみつからないそうです。

そういう場合「機能性ディスペプシア」という診断がされるそうです。

きっと、私の場合もこれにちがいありません。といっても病院での検査を受けていませんのでなんともいえないのですが、、、。

胃の機能が低下してきたために起こる症状にこの診断がつくようです。

胃もたれを感じ始めてから、自分なりにその原因についていろいろ考えてきました。

姿勢について

例えば、姿勢が原因かもしれないなとか。

確かに、前かがみの姿勢、パソコンを打ち込む姿勢をとりますと、

ちょうど、胃のところで、体幹が前かがみになります。

それだけでも、胃にとってはストレスになるにちがいありません。

また、食事のあと、軽く椅子で昼寝をすることがあります。

その時も、体幹がちょうど胃のところで丸くなっています。

これも、胃にとってはストレスにちがいありません。

ですから、気がついた時には、胃にストレスがかからないように、背筋を伸ばしてみたりもしてみてはきました。

また、食事するときも胃に負担がかからないように背筋を伸ばすとかね。

でも、あまり、胃もたれに変化はなかったわけです。

とりあえず胃腸薬も飲んでいました

それでもやはり、胃もたれがひかないので、やはり市販薬を試してみるわけです。

ビール酵母を原料にした胃腸薬がありますので、

ビール酵母なら、体にも優しいだろうと考え、毎朝、起きると、空腹に胃腸薬をゴソッと飲み込んでいました。

ほぼ、2瓶ほど飲み続けましたが、やはり、胃もたれはきえません。

やはり咀嚼不足でしょう

2015年4月に杉本錬堂先生の講習会に参加してからは、仙台操体医学院では、「咀嚼不足」が人気のキーワードになりました。

胃もたれもこの咀嚼不足は原因の一つにちがいありません。

けれども、仙台操体医学院の今先生の見解はまた、一歩、先をいっていました。

「よく噛むだけでもだめなんだよ」といいます。

「いくら噛んでも、唾液がでてこないと、混じらないんだから」

良く噛むことが問題なのではなく、十分に唾液が分泌されて、はじめて咀嚼の効果がでてくるというのです。

唾液の分泌をとどこおらせているコリがどこかにあるということを言いたいにちがいありません。

逆をいうと、唾液の分泌をとどこおらせているコリをほぐしてあげないことには、消化が上手くいかないということです。

唾液が十分に分泌される状態にしてあげなさい、ということでしょう。

唾液腺と今先生の施術

唾液を分泌する、唾液腺は、耳下腺、顎下腺、舌下腺があります。

ですから、今先生は、この唾液腺の位置のコリを確認していただきました。

「耳下腺のところもチョットこってるね~。ここもこんなふうにもんであげるといいよ~」と教えていただきます。

そして、胸部です。

「ほ~ら。ここ。こんなにこってる」。

イテテテテです。

「自分じゃ、なかなか気づかないんだよね~」。

このイテテテテと気づかせてあげることが、重要です。

そこから、体が自分で治しはじめるにちがいありません。

体には、自然治癒能力が備わっているのでしょうが、

体も、自分のコリがどこにあるのかがわからなくなっているのでしょう。

そのコリに気づかせてあげること。

治すところを気づかせてあげることが必要になってくるのでしょう。

今先生の施術はものの1分もかかりませんでした。

「あとは、じぶんでもんであげて~!」で終わりです。

けれども、その翌日には、胃もたれ感は消失してしまいました。

きっと、胸部のコリが唾液腺の分泌を滞らせていたのでしょう。

解剖学的な因果関係はわかりませんが、きっとそうにちがいありません。

わずか1分にも満たない施術で、この一年間の胃もたれに別れを告げることが出来ました。

今先生、いつものことながら、ありがとうございます。

胃もたれでお悩みのあなたへ

こんなことで、私は胃もたれに終止符をうつことができました。

胃もたれでお悩みのあなたへ。

こんなわけで、胃もたれを解消するポイントをあなたにご指導することができるようになりました。

胃もたれでお悩みでしたら、一度、盛岡せんぼくバランス治療にご来院ください。