内くるぶし・内踝を整体する

今週のテーマ。

それは、「内くるぶし・内踝」です。

スゴイナ~。これまで、なかなかうまくいかなかった症例に威力を発揮しています。
IMG_0317[1]
どこに効くって?

そう、腰痛です。それもぎっくり腰系の。

ぎっくり腰系の腰痛の方は、仰向けの姿勢からムクッと上体を起こすと痛みが走り起き上がれないものです。

これまでは、解剖学的に考えて、作動する筋肉は腸腰筋だし、その問題か、

反対の臀筋系の問題にちがいない、と考えアプローチして、なかなか成果をあげることができなかったのですが、

どうやら、これは、「内くるぶし・内踝」の問題だったようです。

写真のお客様も「腰が痛くて」といらっしゃったのですが、

「内くるぶし・内踝」にアプローチすると、起き上がるっても痛みが生じなくなりました。

ああ~、やっぱりね~!と納得してしまいました。

ここには、長母指屈筋・長趾屈筋・後脛骨筋の3つの筋肉が腱となって走行しています。

どのようなアナトミートレインが走るのかは、不明ですが、

腎系と考えれば、な~んとなく、そうか!と納得してしまいます。

解剖学的にみていくと、どうして、つながっていくのかが、理解できなくなります。

まあ、このへんが、鍼灸理論のおもしろいところですね。