十年も慢性腰痛に悩まされ
看護師さんです。
もう、十年も慢性腰痛に悩まされています。
看護師さんというだけで、もう、仕事の動作がイメージできてきます。
そして、どこに負担がかかっているのかも、、、。
朝おきがけが腰がいたくて、、、
お話を伺います。
「もう十年以上も慢性腰痛で、腰が痛くて、、、。
きっと、若い時になった、椎間板ヘルニアのせいだと思うんですけれども、、、。
朝、起きがけが腰がいたくて、動き始めると、よくなっていくんですけれども、、、。
動いてもらいます・動診です
立ってもらって、前かがみです。
床に10センチほど手がとどきません。
まずまずですけれども、
「この時、腰にいたみがでます」といいます。
後ろにそってもらいます。
ああ~、これは、駄目です、もう、窮屈そうです。反れません。
座位です。座ってもらいます。
左右に首を倒してもらいますと、軽く首筋が張る感じです。
けれども、どう見ても、両肩が前にはいっているように見えます。
な~んか、ここが気になります。
座位から、「手」にアプローチしようか、と思いましたが、膝倒しもみたかったので、
仰向けです。
両膝を左右に倒してもらいます。
左右とも、45度ほどで、腰に窮屈感がでます。
それでは、まず「手」からです
まず「手」からです。
なんたって、両肩が前に入ってしまっています。
そこにアプローチすれば、何かが変わるはずです。
前腕にバランス操体法です。
尺骨側にアプローチしますと、膝倒しが少々楽になってきました。
どこのポイントで膝倒しが楽になるかを探りながら、前腕にバランス操体法です。
「ええ~、こんなところで~!」と喜んでもらえます。こうなれば、シメタものです。
鎖骨下、「大胸筋」へバランス操体法です。
ナント、両膝が左右に楽々と倒せるようになりました。
「ええ~、なんで~」
「ほ~ら、お仕事で手をいっぱいつかうでしょう?
そうすると、胸のところの筋肉がつかいすぎで、縮んだまま、コリになったんですよ。
だから、肩も前にでてしまっているし、
体が前かがみになってしまったので、体を後ろに反らせることもできなくなったんですよ」。
確認してもらいます
立ってもらって、体を前屈してもらいます。
両手が床につきます。
「体がかたいので、もう、床に手がつくなんて無理だとおもっていました」。
後ろに反ってもらいます。
可動域も十分です。腰に痛みもでません。
左右に首を倒してみると、
左右の肩に頭がつきそうなほど、良く動きます。
大成功の整体です。
「こんなに、よくなるなんて、スゴイです。
それも、腰には手も触れずに!」
「だって、腰痛の原因はそのほとんどが、手か足なんですから」と説明します。
ありがとうございました。